少人数の結婚式や披露宴では、大規模なパーティと異なって華々しい演出を行わず、アットホームな心が暖まる演出が好まれます。
招待するゲストが少なければ、お二人が真心を込めたおもてなしが十分に可能、ゲストも一緒に感激できるようなほのぼのとした結婚式にしましょう。
結婚式での演出は挙式、挙式が行われた後の披露宴までの時間、そして披露宴での演出に分けることができます。
少人数の結婚式での演出は新郎新婦とゲスト共も全員参加できるものがよく、バルーンリースや二人にシャボン玉を吹きかけるバブルシャワーなどの人気があります。
挙式前まで時間が開いて持て余すこともありますので、ゲストを退屈させないような工夫が必要です。
ちょっとしたメッセージを添えてウエルカムドリンクを差し上げたり、カメラで一人ひとりと一緒に写真を撮るなど気遣いのあるサービスが喜ばれます。
一番演出がしやすく心に残るおもてなしを出来るのが時間の長い披露宴です。
両親も一緒にケーキカットをしたり、二人がテーブルごとのケーキを盛り付けるなどすればその場は盛り上がります。
サプライズ演出でゲストの涙をさそうのが両親への手紙、花束贈呈と共に感動のシーンには不可欠のものです。
手紙は両親へ宛てるものが一般的ですが、兄弟姉妹や親しい友人から二人に昔のエピソードなどを披露するのも喜ばれます。
肉親参加型の演出はゲストの感動を呼び、本人たちにとって思い出に残る素晴らしい結婚式になることでしょう。
肉親以外では新郎新婦に縁の深い人に参加してもらうのも場を盛り上げます。
その際にはゲストと二人の間柄を司会者がきちんと紹介し、その話の真意が招待者たちに伝わることが大事。それにより結婚式場の場が一体化し共感することでしょう。
披露宴でのサプライズはさまざまありますが、本人たちだけが喜ぶものや仕掛けたゲストだけが喜ぶものは不適切。
サプライズの演出をすることで披露宴が盛り上がり、全員が一体化し感動できることが大事です。