何らかの理由で披露宴に出席できない時は、祝電を使ってお祝いの気持ちを伝えると良いでしょう。
このページでは、祝電の考え方や手配のタイミングなどをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
祝電は欠席者の義務なのでしょうか?
祝電は、「当日結婚式に参加できない」または「呼ばれていない人」が、お祝いの気持ちを任意で送るものと位置づけられています。
新郎新婦から依頼を行うケースはほとんどないため、披露宴内で読まれる祝電も、当日までに届いたものから直前に選ばれているという実情があるのです。
このような理由で、電報は欠席者の義務ではないと考えられていますが、親しい人のお祝いに参加できない場合はなるべく手配をして、自分なりの気持ちやメッセージを届けた方が良いと言えるでしょう。
電報は結婚式の2時間前までに到着させましょう
祝電の選別は披露宴前に行われるため、新郎新婦や式場スタッフの負担を軽減するためにも、結婚式の2~3時間前には届くように手配してください。
近年の電報サービスは非常に対応がスピーディーですので、午後からの披露宴であれば、当日朝の受付でも対応可能なケースがほとんどとなっています。
また結婚式の前日に送れば、確実に披露宴に間に合うとされていますので、受け取る側の気持ちになって早めに手続きを進めることをおすすめします。
直前になると忘れてしまうという人は、1ヵ月前に手配をして、結婚式の2~3日前に式場に届く配達日指定を利用すると良いでしょう。
連名にするのが理想的です
「新郎新婦のどちらか一方だけと知り合い」というケースでは、1名だけの宛名でも問題はありませんが、「2人の門出を祝う」と考えれば、なるべく連名で祝電を打った方が理想的だと言われています。
祝電は結婚式の招待状と同じように、旧姓で送るのが一般的となっていますが、入籍からある程度の時間が経っている場合は、現在の苗字で送ってしまっても失礼にはならないと考えて良いようです。