近年は一生に一度の思い出として、海外挙式を行う人が増えてきました。
しかし海外で結婚式を挙げる場合には、挙式代の他に旅行費用や宿泊費がかかってきますので、両親以外に参列する人が限られてきます。
また費用的な面だけでなく、何日も会社を休むわけに行かず、日程的な面でやむなく出席できない人もいるでしょう。
その為海外に招待できなかった親戚や会社関係の人、友人を招いて披露宴をすることも極普通に行われるようになっています。
日本に帰ってきて挙式を再度する人もいますが、一般的には披露宴のみをする人が多いようです。
帰国後お披露目をする場合には、挙式後に行われる披露宴と同じく招待形式と、カジュアルな会費制の二次会形式のパーティ、その中間的な1.5次会のスタイルで行う方法があります。
本格的な披露宴形式で行う方法は、通常の挙式から披露宴を行う場合と同じで、親族や会社関係の人それに友人も呼んで本格的な会として行います。
料理は着席のコース料理を用意し、会費制ではなくご祝儀制が一般的です。
また海外挙式と間を置かずに披露宴を行う場合には、海外に出発する前に招待状を出し出欠の確認をとっておきたいものです。
しかし帰ってきてすぐでは疲れもあるでしょうし、記念のDVDなどもできていない場合もありますので、帰国後1ヶ月~1ヶ月半ぐらいに行うほうが良いでしょう。
しかし挙式後余り間隔が開いてしまっても、新鮮さがなくなり興ざめになる恐れがありますね。
二人の出身地が遠隔地にある場合には、新郎側と新婦側の故郷で別々に披露宴を行うことも増えてきています。
地元で付き合いが多い場合には、招待される側は遠方に出向く必要もありませんので好都合ですね。
披露宴を別に行う場合には、会の冒頭でDVDや写真など海外挙式の様子を映せば臨場感が出て、盛り上がった披露宴を行うことができます。
形式にはちょいとうるさい年配の人でも、きっと感激するに違いありません。
また現地で購入したお土産など引き出物につけて差し上げれば喜ばれるでしょう。