結婚式と一口に言っても、近年は多様化が進みさまざまな形態があります。
2人だけの結婚式やレストランで行うものから大きなホテルで行うものまでさまざまです。
若い二人にとって憧れなのはなんといっても海外挙式で、費用がかかりそうな気がしますが、うまくプランニングすれば意外と安く行えるもの。
今回は海外で挙式をする場合の費用について考えてみました。
海外で挙式する場合にかかる費用は3つの部分から成り立ちます。
一つは挙式をするために最低限必要な費用、二つ目は二人がこだわりたいオプションにより発生する費用、そして三番目には渡航費用と現地に滞在する費用です。
挙式する費用は会場使用料や教会に対してのお礼、結婚証明書などがあります。これらの費用は日本国内でも海外で行う場合でも同じことです。
こだわりたいオプションについても基本的には国内・海外どちらで行う場合でも差はなく、こだわり方によって違ってきます。
国内で挙式をする場合と大きく差が出てくるのが旅費や滞在費です。
海外で二人だけで結婚式をするなら、新婚旅行に要する費用と変わりませんが、親族や友人まで枠を広げるとその分余分に費用がかかってくることになります。
海外挙式で列席者の旅費や滞在費を一切負担しないという人はアンケートによりますと約半数。
負担する場合でも旅費の一部である場合が多いですので、海外挙式=高額ということにはならない場合が多いようです。
また海外で挙式を行う場合にはご祝儀は基本的には辞退する場合が多いようです。
海外で挙式を行う場合の費用については結婚式を上げる地域によって金額は異なってきます。
二人の旅費だけをみますとグアムで約45万円、ハワイで約70万円、ヨーロッパで約74万円と言われます。
挙式総額で見るとグアムで約155万円、ハワイで170万円、ヨーロッパで約154万円と言われ、ハワイの旅費に比べて総額が高くなっていますが、これは挙式料が高額になったためとされています。
一方国内で挙式、新婚旅行をした場合にはその費用が57万円と言われますので、グアム島で挙式をする場合よりも安いということが言えます。
いずれにしても自分の結婚式にかけられる予算を考え、挙式の費用とオプション費用、渡航費用を分けて計算し見積書を作ることが重要ですね。